2007年12月27日木曜日

教科書検定問題と歴史教育と情報教育と

教科書検定問題が話題になっていますが,情報教育の観点からは,1)情報の信頼性,信憑性がどのように測られるのか?という視点から歴史に関する情報を見ようとする態度を育成することを歴史教育の中に取り入れることと,2)情報の信頼性,信憑性を高めるためにどのような情報収集や処理分析の工夫ができるか?という視点から歴史の授業の組み立て方やねらいの定め方が工夫できる教員の養成を進めること,が大事だと考えますね。乱暴かもしれませんが,教科書(だけでなくさまざまな資料)を1冊だけ決めるのではなく,数冊を見比べながら授業をするのが,社会科の授業として,メディアにコントロールされた現実の世の中の仕組みを知ることと,歴史の見方考え方を知ることとを同時にねらうことができる,実践的な授業になると思いますがどうでしょうか。

<教科書検定>評価と批判交錯 「一歩前進」「歪曲だ」【exciteニュース12月27日00:26】
http://www.excite.co.jp/News/society/20071227002600/20071227M40.140.html
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